サッカーとフットサルの違いって皆さんご存じですか?
ほとんど同じだと思っている方も多いともいますので、今回はサッカーとフットサルの違いやそれぞれの特徴をご紹介していきます。
サッカーとは?
11人ずつに分かれてボールを相手チームのゴールに入れるスポーツです。
ゴールキーパー以外はボールに手で触れてはいけません。
フットサルとは?
室内サッカーである南米の「サロンフットボール」が起源とされています。
5人ずつに分かれて、基本的には体育館などの室内でプレーされるサッカーに似たスポーツです。
基本的にサッカーとフットサルの違いは何か
どのような違いがあるのか説明していきます。
プレイヤー数
まず、先ほども説明しましたが、サッカーはプレイヤーが11人、フットサルはプレイヤーが5人と人数が違います。
コートについて
サッカーは縦110m横64mで屋外ですが、フットサルは縦40m横20mで屋内で行います。
フットサルはサッカーと比べてコートが3分の1くらいになるたね走る距離は短いです。
コートが大きいサッカーは走る距離が長くなり必然的に運動量が多くなります。
使用する道具は同じ?
使用する道具にも違いが出てきます。
屋外でプレーするサッカーでは、足裏に凹凸のあるスパイクを使用し、ボールも5号球を使用します。
体育館などの屋内でプレーするフットサルはスパイクではなく、足裏が平らなフットサルシューズを使用し、ボールも4号球(ローバウンド)を使用するという違いがあります。
時間に関する違い
時間に関しても違いがあります。
サッカーは45分ハーフの90分で、時間の進み方もボールがコート外に出てしまっても進みます。
ロスタイムがあるのも特徴です。
フットサルは20分ハーフの40分で、審判によってプレーが中断されている間や、ボールがコート外に出てしまっている間は時間は進みません。
ロスタイムもフットサルの場合はありません。
ルールにおいて違いはあるのか?
コートサイズやプレーヤー数が違うので当然ルールも違ってきます。
バックパス・オフサイドについて
サッカーは後ろの味方にパスを回すバックパスに制限はありませんが、フットサルはバックパスに制限があります。
ゴレイロがボールをプレーしたのち、相手競技者がプレーしていない場合、またはボールに触っていないにもかかわらず、ピッチの自分自身のハーフ内で、味方競技者によって意図的にゴレイロに向けてプレーされたボールに再び触れると間接フリーキックを与えるファウルとなります。
サッカーはオフサイドを取られますが、フットサルはオフサイドはありません。
PKも違う!?
サッカーにもPKはありますが、フットサルには第2PKというものが存在します。
フットサルのPKはゴールまで6mで、第2PKはゴールまで10mになります。
注意して頂きたいのが、ファウルカウントがリセットされるのは前半終了時だけです。
ですから、第2PKを蹴ったからと言ってファウルカウントがリセットされるということではありません。
タイムアウトや選手の交代・補充
サッカーはタイムアウトはなく、選手交代の際も審判に申し出て、1試合で3人までしか交代出来ません。
フットサルは前半、後半に1回ずつタイムアウトが取れ、選手交代の際にも審判に申し出る必要がなくいつでもOKです。
1試合での交代の人数も何人でもOKです。
またサッカーは退場者が出た際は選手を補充出来ないため10人で試合を続けなければなりません。
フットサルは選手の補充がありです。
プレーの再開方法
サイドラインからのプレー再開方法はサッカーはスローイン、フットサルはキックインになります。
ゴールラインからの再開方法はサッカーがゴールキック、フットサルはゴレイロが手で投げて再開するという違いがあります。
4秒ルール・5mルール
4秒ルール・5mルールはサッカーにはなく、フットサルのルールです。
4秒ルールの反則をした場合は、その場所から相手チームの間接フリーキックになります。
フリーキック、キックイン、コーナーキック、ゴールクリアランス時にはこの4秒ルールを意識しましょう。
あまりモタモタしていると4秒ルールに引っかかってしまいますよ。
相手チームのセットプレーの際に、相手に近づいていると審判に離れなさいと注意されるでしょう。
まとめ
このようにサッカーとフットサルはボールを蹴る点では似ているスポーツですが、違う部分も多いのです。
それぞれのルールを把握して楽しくプレーしてみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。