夏の暑い時期に試合中に熱中症になった、痙攣を起こしてしまったというようなニュースを目にすることありますよね?
暑い中でスポーツをしていると頑張りすぎて体の異変に気付かないことも多いものです。
気持ちはまだプレー出来ても、肝心の体がついてこなければ意味がありません。
体調管理もスポーツマンとして怠ってはいけません。
途中で試合を退かなければならなくなってしまったら悔しいですよね。
それが自分にとって大切な意味を持つ試合であれば尚更です。
今回ご紹介することを頭に入れて実践するだけでも、あなた自身が体調管理についてしっかりと考えているということが言えるようになります。
意識せずにプレーしているのと意識しているのでは後者の方がいいプレーが出来る可能性は高いですよ。
今回はそんな暑い夏を迎えても、万全の状態で試合でプレーするために実践して頂きたいポイントを3つご紹介していきたいと思います。
夏の暑い中でプレーしていると…
暑いなかでのスポーツをしているとみなさんどんなイメージを持ちますか?
- 暑い中で動き回るため大量の汗をかく。
- 喉がすぐに渇きやすくなる。
- めまいや立ち眩みを起こしてしまう。
上記のようなことを思ったことがあるのではないでしょうか。
炎天下や暑い室内でプレーしていると誰しも汗をかくものです。
暑い中で運動をすることによって、体温が上昇します。
そうなるとめまいや痙攣を起こしてしまい場合によっては倒れてしまうケースも考えられます。
そのような事態を引き起こさないように以下の3つのポイントを実践してみて下さい。
こまめな水分補給が大切
人間の体の6割は水分で出来ていると言われています。
スポーツをして汗をかくとこの水分が失われていきますので、こまめに水分補給をする必要があります。
水やお茶を飲むのもいいですが、出来ればスポーツ飲料水を飲むようにすることをおススメします。
スポーツ飲料水は体に吸収しやすいように作られているからです。
水は口の中をさっぱりさせたい時や、スポーツ飲料水を飲んで口内がべたつくなと思ったら試合に戻る前に飲むのがいいでしょう。
それと、暑い環境ではキンキンに冷えた飲み物を飲みたくなりますよね?
しかし、それはあまりよくありません。
体が温まっている状態でいきなり氷を体に当てられたらビックリするのと同じように、体を動かして温まっている状態で急に冷たいものを飲んでしまうと体や内臓がビックリしてしまってよくありません。
塩分・糖分を意識して取るようにしましょう!
汗は水分と同時に体から塩分も出て行ってしまいます。
水分だけでなく、塩分の補給もなるべく一緒に行いましょう。
水分補給だけしても逆に熱中症を引き起こしてしまう原因になってしまいかねませんので、手軽に食べられる「梅干し」や「チョコレート」も合わせて食べるのがいいでしょう。
このような場合にもスポーツ飲料水は水分と糖分を一緒に摂取出来るので一石二鳥ですよ。
適度なアイシングをしよう
暑い環境において体を適度に冷やすのも大切になってきます。
あくまで適度なアイシングです。
アイシングの際は主に首・脇・鼠径部を冷やすようにするといいでしょう。
上記の三点には大きな血管が通っており、大きな血管の通っている部分を冷やすことによってその部分で冷やされた血液が全身に行き渡っていくため効果的に体温を下げることが出来るからです。
よくスポーツの試合をテレビなどで見ていても、氷嚢で首を冷やしているシーンを見かけますよね。
あれにはそのような意味があるのです。
よく暑いからといって水で頭を洗ったりする方がいますが、汗によるべたつきは取れますが、一時的に冷たくなるだけですぐに暑くなってしまってあまり意味がありません。
また体を冷やしたいからといって、試合中にベンチ裏の冷房の効いたところで涼んだりするのはやめましょう。
次の出番で筋肉が硬直してプレーに支障が出てしまうことが考えられます。
急激な寒暖の差は良くありませんので気を付けて下さい。
まとめ
暑い中で試合をしていいパフォーマンスをするには
- こまめな水分補給。
- 水分補給と一緒に塩分・糖分の補給。
- 適度なアイシング。
の3つのポイントを意識して試合の時は常に所持しておくようにしましょう。
それだけでも試合中のパフォーマンスの見えない部分で体に貢献してくれます。
今回ご紹介したこの3つのポイントを是非参考にして頂いて、夏の暑さ対策をして試合で最高のパフォーマンスを出来る力になれれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。