毎日厳しい練習に取り組んでいると雨の日に練習が無くなった時、ラッキーと思う方もいると思いますが、雨の日こそライバルに差を付けるチャンスです。
そんな時、自宅で道具を使用せずに体一つで下半身を強化できる練習方法をご紹介していきたいと思います。
休んでいるライバルにこの練習で差を付け試合で大活躍しましょう!
下半身の重要性
野球で好投手は下半身強化にしっかりと走りこんだり、筋力トレーニングをしたりすることが重要と言われています。
上半身だけ鍛えても下半身の使い方が悪いと活かすことが出来ませんし、ボールのコントロールが安定しません。
長いイニング投げるためにも必要になってきます。
好打者は下半身主導のスイングが出来ないとバットに十分に力を伝えられませんし、強い打球や飛距離を出すことは難しいです。
プロ野球選手の打ち方を見てもらうとわかりますが、下半身からどの選手も始動しているのがわかります。
元プロ野球選手の山本昌さんも「プロ野球の投手にって、走ることは一言でいえば仕事です。
走れなければ投げるなと言っても過言ではないんです。
というのも、下半身をケガして走れない時に球を投げると、肩や肘を故障しやすいですから」と言っています。
下半身強化が上半身の強化を活かす
上半身を鍛えることももちろん重要ですが、下半身強化が上半身の力も活かすことに繋がります。
上半身ばかり鍛えても土台となる下半身を疎かにしていては元も子もありませんよね?
瞬発力に役立つ
- 投げる時に軸足を蹴りだす
- 打つときに踏み込む
- 守備の時の一歩目
- 盗塁のスタート
など瞬時にパッと対応するのにも鍛えておいて損はありません。
雨天時に出来るトレーニング
コサックダンス
①しゃがむ。
②しゃがんだ状態から右足を前に伸ばす→戻す。
③左足を前に伸ばす→戻す。
これを50回(右25回、左25回になる)繰り返します。
きちんと行えば、これだけでも結構足に効くと思います。
リズム屈伸
「1、2、3」「2、2,3」「3,2,3」のリズムを数えながら
①右足を前に軽く蹴り出し戻す。
②左足を前に軽く蹴り出し戻す。
③しっかりとしゃがむ。
④しゃがんだ状態から立ち上がる。
①~④を100回繰り返す。
これは体力も使いますし太もも、ふくらはぎがパンパンになることを実感できるトレーニングです。
立ち上がる時に腹筋も使います。
常につま先立ちを意識してください。
べた足よりつま先立ちの方が効果があります。
スクワットジャンプ
①両手を頭の裏で組む
②右足を前に、左足を後ろにしてアキレス腱を伸ばす様な体勢になる。膝は軽く曲げます。
③軽くジャンプしながら左足を前に出し、右足を後ろに引く。②の逆。
これを100回行ってください。
投げる時のフィニッシュの体勢に近いので投球練習でバランスが良くなります。
まとめ
この3つの下半身トレーニングを実践してみてどこかが筋肉痛になる方はその部分は鍛えられていなかったということです。
継続することでその部分を強化出来ます。
また3つともリズムを乱さずに行うと良いでしょう。
- 下半身の安定感が増す。
- 瞬発力が必要な場面で力を上手く伝達出来る。
- 上半身の力をより活かせる。
- 投げる、打つの土台が出来る。
地味なトレーニングですが、雨天時場所を取らずに体一つで取り組めます。
普段の練習に取り込むのもおススメです。
ライバルに差を付けられますよ。頑張ってください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。