ハードな練習を終えた後の疲れを取るために入浴は欠かせません。
入浴もトレーニングの一環だと思ってください。
湯船に浸かるのがめんどくさい、苦手という方も野球が上達するためと思えば考え方や認識が変わります。
今日から湯船に浸かるようにしましょう。
入浴しながら出来る練習方法があったら疲れを取りながらトレーニングも出来て、一石二鳥だと思いませんか?
そこで今回は、入浴しながら出来る軽い練習法と注意点をご紹介したいと思います。
入浴することのメリット
①お湯に浸かることによって血管が拡張され、血流が良くなる。
②筋肉の緊張がほぐれて体をリラックス状態に持っていくことが出来る。
③お湯の抵抗を利用して体に適度な負荷を掛けたトレーニングが出来る。
④40度のお湯に浸かることで疲労の回復に繋がり、次の日に疲れを持ち越さない。
他にも自律神経や副交感神経にも良い働きがありますので入浴することを習慣化させましょう。
また、気温や体調に合わせた入浴を心掛けてください。
入浴時の注意点
ずっと入浴していると指先がふやけてしまい、皮が破れてしまう恐れがあります。
皮が破れてしまうと翌日のピッチングやバッティングに支障をきたしてしまいます。
それだけではありません。
長時間の入浴、熱すぎるお湯にしていると体温が上昇し、逆に体や心臓に負担がかかるので危険です。鼻血が出るという経験のある方もいらっしゃると思いますがあれは体に負担が掛かっているのです。
入浴時の練習法
リストの強化
①湯船に浸かりながら、両膝を立てます。
②両膝の真ん中に左右どちらかの腕を挟み、手首より先が向こう側に出るようにします。
③湯船の中で指の間が開かない様に閉じ、左右に振ります。
これを左右100回行ってください。
これを入浴時毎日行うだけでリストが相当強化されます。
バッティングの時体勢を崩されたり、タイミングを外されてもしっかりと強いリストで打つことが出来て最後までボールのを押し込めます。
ピッチングの球速アップに繋がるのはもちろんのこと、守備の時のスローイングにも良い効果をもたらすこと間違いありません。
指の可動域を広げる
指を倒して可動域を広げましょう。
挟んで投げる球種も多いですので入浴時、柔らかい状態の時に軟式ボール、もしくは自分の拳を広げたい指の間に挟んで広げることを毎日繰り返すことで指の間隔が広がり、フォークやシンカーなども投げやすくなります。
入浴後のストレッチ
体が温まった状態だと伸びやすくストレッチに最適です。
お風呂上がりや、運動後など、体が温まっている場合は心臓に近い位置からストレッチするのが良いとされます。
上半身から伸ばしていきましょう。
ストレッチによって筋肉を刺激することで血流の流れが活性化します。
これも毎日の継続が大切です。
高校野球の強豪校では体がある程度柔らかくないと試合では使わないという所もあるくらい柔軟性というものは重要になってきます。
あのメジャーリーガーのダルビッシュ有投手も、高校時代は風呂上がりストレッチをしっかりと行っていたそうですよ。
また寝る前に行うことで睡眠の質も高めると言われています。
まとめ
入浴しながらリスト強化や疲労回復できたら一石二鳥です。
湯船の中な体に負荷を掛けずに強化できますし、簡単に行えます。
毎日の入浴をただするのではなく、意味のある入浴にするのもあなた次第です!
小さなこともコツコツ継続して効果を実感してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。